ドラゴンフルーツの栄養と健康効果

ドラゴンフルーツの注目の成分

 

 

赤い果肉のレッドドラゴンの赤い色素には注目成分「ベタシアニン」が含まれています。ベタシアニンはポリフェノールの一種であり、ポリフェノールという成分はもともと植物が紫外線やウイルスなどの外敵から実を守るために出したものです。

 

 

配糖体(アントシアニジン)と糖で構成されており、抗酸化力が非常に強いのです。従ってポリフェノールの一種であるベタシアニンも、その強い抗酸化作用によって、がんを抑制する作用があるとされているのです。

 

 

また、ベタシアニンには抗ヒスタミン効果もあるので、アレルギー疾患用食品としても注目されている成分となっています。コレステロール低下作用も明らかになっているようで研究開発に力を入れているようです。

 

 

効能をまとめてみると、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、貧血などの予防、がん予防ということになります。

 

 

これだけの健康効果を秘めたドラゴンフルーツですから、購入する際も上手に選びたいものです。ドラゴンフルーツは追熟しません。そのため、できるだけ新しいものを選ぶのがポイントです。果皮の色だけではなかなか判断できませんが、古くなると鱗片や果皮がしなびているので、それが見分ける方法です。

 

 

保存については、ドラゴンフルーツは追熟しないので、とにかく早く食べるに限ります。保存したい場合は乾燥しないように袋に入れて冷蔵庫の野菜庫に入れましょう。食べる時は、半分は4つに切り分けて、スプーンですくって食べます。食べる直前に(1時間ほど)冷蔵庫で冷やして食べるのが最高です。