ドラゴンフルーツの栄養と健康効果

ドラゴンフルーツの種類

 

 

ドラゴンフルーツはほとんど農薬を使用せずに栽培できるという点が評価されており、最近では健康志向の自然食として注目されるようにもなっています。

 

 

そして食用以外にも、夜に大きな花を咲かせる「ムーンフラワー」、「夜の女王」とも呼ばれ、家庭菜園用の植物としての人気も高まっています。何しろ非常に強壮なのがサボテン類で、寒さに弱いこと以外に手のかかる事がありません。日当たりと水はけが良い土壌に植え付ければ、誰でも簡単に栽培できてしまいます。

 

 

こうした事でも人気があるドラゴンフルーツですが、品種に関しては、特に日本では販売する立場からの大まかな区別しかしてされていないので、実際に流通しているものの正しい品種名があまりわからないのです。実際には20種類以上の品種が存在していて、品種改良による新品種も生まれています。

 

 

そんな中で一般的なのは、白肉種となる「ホワイトドラゴン」、「ホワイトピタヤ」です。これも商品名ということですが、栽培が簡単で収穫量も多く、ドラゴンフルーツでは最大の生産量となっています。

 

 

酸味はなくあっさりした味わいです。赤肉種は「レッドドラゴン」、「レッドピタヤ」などの商品名です。赤い果皮と赤紫色の果肉が特徴で、味や食感はホワイトドラゴンとあまり変わりません。

 

 

国内産は7~11月頃に出回り、サイズは約150~800gとホワイトよりもやや小さめです。桃肉種は「ピンクドラゴン」という商品名です。これは果肉が淡いピンク色で、味や食感は赤肉種や白肉種と似ています。さっぱりとした甘みですが、沖縄県で栽培されている「ちゅらみやらび」は糖度が15度以上と高めです。

 

 

黄皮白肉種は「イエローピタヤ」、「ゴールデンピタヤ」、「イエロードラゴン」などの商品名です。黄色い果皮に白い果肉で、果皮はゴツゴツしていてトゲも生えています。サイズは200~500g程度、味は甘みがあってジューシーです。

 

 

国内産は6~10月頃がシーズンとなります。基本的には、果皮が赤で果肉が白い「ホワイトピタヤ」と、果皮と果肉ともに赤い「レッドピタヤ」、果皮が黄色で果肉が白い「イエローピタヤ」の3種類を知っていれば充分です。